ひきつづきファッションニートの吉田真吾(@yoshidashingo)です。
こんな話題が上がっていました。情報システムを皮切りにAWS化していくようです。ただ、製造業のシステムの全体構成が分からない人にとって「システムのどのへんのことを話してるのかいまいち読み取りにくいかな」と思ったので、ざっくりと製造業のシステムを図にしてみました。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/233055/082100003/?adbsc=social_20150824_51324466&adbid=635714316277125120&adbpl=tw&adbpr=249489751&rt=nocntbusiness.nikkeibp.co.jp
前提事項は以下2点。
- 上記ニュースは文面しか読んでないので、旭硝子さんの導入予定について詳細は知りません。
- 製造業のシステムは複雑だしユーザーごとにも違うと思うので、ざっくりととらえた例です。製造業の業務エンジニアはやったことないので詳細はよく知りません。
製造業のライフサイクル
大きく分けて「基幹系システム」と「情報系システム」がありますね。
- 基幹系
- 「モノをカネに変え、カネをモノに変える」サイクルを回すための企業の最も大事なシステム群
- さまざまな基幹系システムと連携して企業の管理会計を行うシステムも基幹系
- 情報系
- 基幹系のデータやそれ以外のデータを活用して「経営や現場の意思決定の方向やスピードをアップ」するようなシステム群(ビッグデータを経営に活かすとか)
- ワークスタイルのように「いかに効率良く・ストレスなくシステムと向き合えるか」を担うシステム群も含む(シンクライアントやモバイルシステム、オンラインストレージの活用やチャットの導入などによるコラボレーション基盤)
上記を念頭において読み進めてみると、旭硝子さんは「攻めのIT=情報システム」をAWS化して行くぞ、という流れが読み解けるのではないかと思います。導入に向けてどういう段取りでいくのか、スケジュールなどは実際に聞いてみないとわかりませんが、とてもよい流れだなと思いました。
あと、会計システムについてはIFRS対応と言及されてますが、プラットフォームがAWSかどうかは言及されてませんがどんな感じでしょうかね。非常に気になります。