ひきつづきファッションニートの吉田真吾(@yoshidashingo)です。ぼちぼちやってます。
来週、ドローン (DJI Phantom 3 Standard) が届きます。超楽しみ!!
ということで今週も行ってみましょう。
AWS公式
1. EC2 Spotインスタンスを使って料金を意識したアプリケーションを構築する
- EC2 Spotチームのインタビュー
- 古い世代のインスタンスは需要が少ないため相対的に低価格で低いブレ幅(←これとても重要)
- 成功パターンは、価格変動幅の少ないキャパシティプールを選ぶ(インスタンスタイプ x アベイラビリティゾーン)ことと、複数のキャパシティプールにまたがってアプリケーションを分散配置すること
- どのキャパシティプールを利用するかを決めるために「Spot価格履歴」を見て、入札希望価格を超過したタイミングと現在までの期間を分析する方法がある
- 上記をWebベースでやりやすくするための スポットインスタンスアドバイザー | AWS というのを作った
2. AWS OpsWorks for WindowsのカスタムAutoScaling、カスタムAMI、および Microsoft SQL Server AMIのサポート
- AWS OpsWorks for WindowsでカスタムAutoScalingやカスタムAMIがサポートされた。
- カスタムAMIが利用できるようになったので、SQL Server入りのAMIをデータベースレイヤーで利用することが可能になったということ。
3. http://blogs.aws.amazon.com/bigdata/post/Tx3FWOWOHSITOFC/Integrating-Amazon-Kinesis-Amazon-S3-and-Amazon-Redshift-with-Cascading-on-Amazo
- Kinesisは、アクセスログやクリックストリームやIoTデバイスデータの収集などで分散データストリーム技術だが、どうやってこういったデータをEMR上のアプリケーションで分析できるように構築すればいいか、というマイクロバッチのデモ。
- データのストリームをKinesisとCascadingというアプリケーションが載ったEMRでリアルタイムで分析し、さらにS3を経由してRedshiftにもcascading-jdbc-redshiftというCOPYコマンドを拡張するツールを使って格納する。
4. AWS 導入事例: 株式会社インティメート・マージャー | AWS
- マネージドサービスやSaaSの活用というモダンな流れを体現している内容になっている。
- DynamoDB ではなく Aerospike を選定した理由(導入までの3.5ヶ月でどのような要件整理や検証がされたか)非常に興味深い。(パーティションや費用のあたりだろうか?)
- CloudFrontのログをTreasureDataに入れるとこで Lambda を本番利用しているようだ。
AWS関連
5. Ansible 2.0 変更点まとめ
使い勝手がさらに上がって、期待で胸がはち切れそう。
- Block機能はいずれのディレクティブもPlaybookを高度にしながらよりシンプルに管理できるようになる
- strategyプラグインで並列実行もより制御しやすくなった
- templateモジュールの動作変更で意図した動きじゃなくなるPlaybookもあるかもしれない
- 新規モジュールとして、Route 53やS3関連も追加されるらしいので、たとえばサーバー構築時にRoute 53 Internal Hosted Zoneに正引き、逆引きのレコード追加ができたり、S3から「安全に(一時URLとか)」ミドルウェアのインストーラーを取得できたりする(プロプラなソフトはリポジトリとか通常ないんで)と嬉しいなと思った。
- Consul系モジュールも、kvから何か取得して利用したり、クラスタにjoinして何かさせたり活用シーンは多そう
- Zabbix系モジュールも、サーバーが焼きあがったらZabbixに登録してテンプレートを当てて、などが自動化できるかもしれないので期待
6. IoTのフェアでオープンなプラットフォームを日本で立ち上げる。- SORACOM 玉川さんインタビュー
- 一軒家みたいなところで開発をしていて、文字通り「アットホームな職場です」感。
- ユニコーン(1B)企業について触れています、AirBnBやUberといったスタートアップが数年でゼロから10億ドルまで企業価値を上げるにあたり、インフラとしてAWSを使うことでエンパワーメントされたということはよく知られていますが、当然ソラコムもAWSをインフラとして利用することを前提としている(AWS上にホストされている)ので、無限にスケールする可能性があるということで、どんなプロダクトがとても楽しみ。
- 9/30のITPro EXPOの基調講演で玉川憲さんが、ついにソラコムの全容を語るとのこと。
- まだ全容がわからないけど、使えるものならすぐにでも使いたい。(僕が使えるものなのかどうかもまだわからないけど)
www.youtube.com biz.bcnranking.jp http://itpro.nikkeibp.co.jp/expo/2015/itpro.nikkeibp.co.jp
7. Amazon SESとSNSを利用してバウンスメールを自動的にハンドリングする
- SESでメール送信後、バウンスメールがきたらSNSに通知し、特定のエンドポイントにHTTP(S)リクエストを送信する
- Subscribeの自動化方法も丁寧に書いてある
8. (続々)スライド公開用のアプリケーションを作っている話
- オレオレSlideshareシステムのCloudFormationテンプレを公開している。
- 基本的なアーキテクチャの説明、さらに可用性を向上する方法も記載されている。
9. RDS for MySQL を RDS for Aurora に移行する
- スナップショットを使った簡単な移行方法。
- 東京に来たら実践する人が多そう。
10. Replicate Amazon Aurora to Amazon Redshift (automatically)
- FlyDataでは、RDS for Aurora のbinlogを使ってRedshiftに論理レプリケーションを行うことができるようになった。
- binlogが出せるようになったことやそれをさっそくサービスに利用している点はものすごい早さだと感心させられる。
その他
11. YAPC Asia 2015「Google Cloud Platformの謎テクノロジーを掘り下げる」のまとめ
- GCPのテクノロジーについて、背景や経緯なども含めて書かれていて、読んでいてとても分かりやすい。
- 語り口も丁寧かつ面白くて読んでて、そこそこの長さの記事だがまったく飽きない(紹介されている内容自体が面白いというのもある)ので、GCPを今後使ってみようというエンジニアは全体感を理解するために必読な記事。
12. Tesla Model S P85D、コンシューマーレポート誌で100点満点中103点の新記録を樹立
- 高級志向の車ではないし、値段も$127,820-(1,556万円!!)するのだが、Consumer Report誌のレポートで本来100点を超えないスコアリングで異例の103点を獲得したとのこと。
- 個人的に、とても欲しい。
13. オフィスを変える、最新のIoTデバイス 10選
- IoTオフィスを作るのに使いたい10個のデバイス/サービス。
- yanziやAmazon Dash Buttonは面白そうだしさっそくお客さん先のオフィスで導入させてもらいたい。