cloudpackエバンジェリストの吉田真吾(@yoshidashingo)です。
JAWS DAYS 2014が無事開催されました。1000名以上の方にご参加いただけて、非常によかったです。各セッションのレポートは恒例の「クラメソ砲」でお楽しみください。ちなみに僕は「実行委員の一人」ということで、内容の企画からトラックオーナーの割り振り、いくつかのセッションの調整、サポーターの個別お願いあたりまでがメインの役割でした。一部「華麗な丸投げ」により大変な思いをした人も多いと思いますがすみません。その他にたくさんの実行委員が持ち場をしっかり仕上げたことで出来上がったイベントでした。なので大上段に「やったったw」なんて思ってません。みなさんありがとうございました、楽しかったです。お礼したい人はたくさんいるのですが、特にFESTAでもDAYSでも敏腕PMっぷりを発揮した石田さんには頭が上がらないですね。
僕が一歩前へ歩みを進めるとき、いつもそこには #ヤマン がいた
僕とヤマンの出会い
僕と #ヤマン は2年前、JAWS SUMMIT 2012のElastic Beanstalkハンズオンで出会いました。このハンズオンをしていたのが #ヤマン でした。複数の環境(Enviroment)を、Route53を使いELBのURLをスワップすることでダイナミックに切替える、こんなことがAWSなら簡単にできてしまう。えらく感動したもんです。今思えばこれが Blue-Green Deployment でしたねぇ。
#ヤマン の紹介でコミュニティへ
#ヤマン に僕もJAWSやりたいですと連絡すると、早速繋いでくれて、次の回のJAWS-UG東京で手伝うことになりました。しかしこのコミュニティの「身内感」は強く、僕みたいなコミュニティ初心者は置いてきぼり。僕は自分で自分が快適なコミュニティを作りたいと思いました。
#ヤマン で勝ち取ったラスベガス
JAWS-UG東京で行われた「AWSウルトラクイズ」、僕は #ヤマン に導かれるようにラスベガスを華麗にゲットしました。
http://www.ustream.tv/recorded/25397203?utm_campaign=JPER&utm_medium=HtmlPlayer&utm_source=embed
第2回 JAWS-UG 横浜をやったら #ヤマン が豆のポットを持って来た
これは今でも謎です。
#ヤマン がレビューしてくれた
とあるJAWS-UGで話す資料のことで内容の相談をしたら #ヤマン がレビューしてくれました。昼ご飯もご馳走してくれました。
秋の JAWS DAYS に続く道
2013の JAWS DAYS が終わった後の懇親会で、JAWS-UG全体の運営・ハンドリングの主体について #ヤマン や他の人たちに相談していました。みんな知らないかもしれないけど #ヤマン はJAWS-UG東京の副会長をやっていました。いまはAmazonの中の人になってしまって立場は違うけど思いはとても分かってくれます。 #ヤマン は静かに僕の話に耳を傾けてくれました。
まあ、そんなんでなんやかんやで JAWS FESTA とかやったわけですね。
コミュニティと中の人の健全な関係
上ではコミュニティメンバー(僕)と中の人(#ヤマン)との一連のエピソードを書きました。実は他にもたくさんの中の人たちが積極的にコミュニティに貢献してくれています。SA Deep DiveトラックではSAのみなさんが全力で各サービスにDeep Diveしてくれてどれも非常に濃かったですね。
そもそもJAWS DAYSはADSJ主催のイベントなのですが、今回はなんと内容の企画についてコミュニティを信頼して預けてくれました。
とかくベンダー主催のイベントは大本営発表に終始します。ホントつまらないですね。でも今回のJAWS DAYSはAWSに直接関係ないトラックも「ユーザーが知りたいこと・話したいこと」を主軸にさせてもらえたので非常に楽しかったと思います。
巡り巡ってAWSじゃん、という思惑
僕としては企画の中で、AWSに直接関係なくても、今インフラのこと・クラウドのことを何か語ればAWSを抜きには語れないし、巡り巡ってAWSの良さが認知されると思っていました。
都市伝説はいかん
ただし、いい加減な想像で色々都市伝説をまき散らすような内容にはすべきでないので、スピーカーは選んでいました。ここは各トラックオーナーの人の力量でもありました。
サービスベンダーよ、コミュニティを信頼してますか?
サービスベンダーがユーザーコミュニティをいかに信頼するか。また大事な局面でいかにしっかりグリップするか。このバランスはコミュニティを発展させるうえで非常に重要な感覚だと思います。
まずは数人見つける
実は今回のJAWS DAYS、当初は企画メンバーの動きもあまりよくありませんでした。re:Invent中に数人で企画してるときはさすがに形にできるか僕も不安な点もありました。ゴールのイメージを共有するのは大変な作業です。それでも信頼して任せてみる。どうでしょう、まずは数人でよいのでコミュニティの中で以下のような人を見つけるところからやってみればよいのではないでしょうか。
- ポジティブな思考の人(あるいはネガティブな思考をばらまかない人)
- ゴールのイメージを持ってる人
- ゴールまでのマイルストーンをイメージできる人
- 各関係者の利害を理解できる人
- 巻き込み力が高い人
それが見つかれば、ぎりぎりグダグダでも以下のようにみんな最後は動いてくれるもんだと思いますよ。
数字で見るJAWS DAYS #jawsdays – JAWS DAYS 2014 参加レポート Vol.13 | DevelopersIO
以上、私のJAWS DAYS雑感。個人的な感想なので効果は保証しませんけどね。