2016年に買って良かったモノ

セクションナイン吉田真吾@yoshidashingo)です。

仕事納めができたので、ふりかえりのエントリーを書いておこうと思います。

ガジェット編

iPhone SE

  • 良い点
    • 安い:16GB=¥44,800 (税別)、64GB=¥49,800 (税別)
    • 持ちやすいサイズ:iPhone 5,5sと同じサイズ。重量は113g
    • カメラの性能がいい:背面カメラの画素数は6sと同等の12MP。自動手ブレ補正もついている。
    • 電池の保ちがいい:これは体感ですが十分。

ちょうどよさ が完璧です、iPhone 7や7 Plusも購入したもののいまだにメインとしてはこちらを利用しています。7 plusの被写界深度エフェクトとてもいいんですけどね、いまいち手になじまず返品してしまいました。→(追記)7 plus買い直しました。やはり被写界深度エフェクトやみつきになります。

www.apple.com

Moment Lens

iPhoneにマウントして使うレンズ。特に広角レンズで撮る写真が、普段録りたい範囲(iPhoneのみで撮るときより2倍くらいワイド)と近くてとても良いです。

その他2xズームのテレレンズ、マクロレンズ、魚眼レンズもあります。

iPhone 7/7 plusだと四隅が曇る場合があるとのことで、修正されたら7用のマウントプレートを購入しようかなと考えています。→(追記)いったん7 plus用のプレート注文しました。問題があれば修正版を再発送してくれるらしいので。ついでにテレレンズも追加注文しました。

momentlens.co

各種iPhoneのカメラレンズのf値だと見えてる範囲よりだいぶ狭い範囲しか撮影できないんですよね。そういうとき、たとえばこんな感じでカンファレンスで部屋全体を撮りたいときにとても重宝します。

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Bose QC30 (QuietControl 30 wireless headphones)

QC20、QC25も持っていてもうこれは要らないかなと思ったんですが、お試しで使ってみましたが、とにかくワイヤレスである便利さは想像しているより体験してみるととてもよいので購入しました。飛行機に乗っているときなどQC25(ヘッドフォン型)だとネックピローとぶつかりあって邪魔になるし、QC20だと歩きながら使ってるとプラグ近くのノイズキャンセル部が邪魔だなと感じることがありますが、QC30ならどちらも心配不要です。「静けさは金なり」を再認識させてもらえる一品です。

www.bose.co.jp

AirPods

これはホントにスゴく体験が良いです。ホルダーから取りだして耳につけたらすぐ音楽が聞けるし、マイクも内蔵してるので音楽から電話、Facetimeなどにもすぐに対応することができます。

前述のQC30がカバンから取り出してから首にかけ耳にかけ、電源を入れてつながるのを待ってから音楽を聞きはじめるのに対し、AirPodsはポケットから取りだして耳にかけて本体を叩いて(ダブルタップの設定をデフォルトのSiriから変えられる)音楽を聴く、という感じで素早く(おそらくQC30で15秒、AirPodsで2秒、みたいな感じ)使えるというのがとにかくいいです。

www.apple.com

Apple Watch 2

これの「ゴールドアルミニウムケース x ココアスポーツバンド」にしました。これは2にしてよかったという話よりは、1のときに使っていたレザーバンドが1ヶ月くらいで臭いがついてしまうのに対し、スポーツバンドだとその心配がなくていいというのが大きいかと思います。もっとPebbleのスポーツバンドのようにテロテロだったら個人的には心地いいなと感じるんですが、まぁこれでも十分かなと思います。

あと、色味が自分の肌の色に馴染んでて気に入ってます。

SuicaもQuicPayも使えて(最近はiPhone 7のほうにに移動させちゃいましたが)とても便利です。

www.apple.com

SONYのUSBマイク+風防+スタンド

澤登さんのPodcast、cloudinfra-audio(#nobolycloud)の収録とか、オフィスから参加するリモートのミーティングに使い始めて、とても聞き取りやすい音になりました。リモートでのミーティングにとって音質の良し悪しはやりとりの心地よさにかなり影響を与えるので、自分だけでなく、相手にもオススメしています。

cloudinfra.audio

cloudinfra.audio

cloudinfra.audio

THETA S

これもとてもいいですね。観光に行ったときに何気ない日常を写真に収めようとすると「どこか(の空間)を切り取らないといけない」のですが、写真のプロじゃない私としてはとりあえず全体の空気感を撮っておきたい。そんなときにこれならその瞬間そこから見えるものが「すべて」撮れるので、この瞬間にあの人はどんな表情だったかなとか、周りにどんなものがあったかなとか、後から色々確認でき、現地の雰囲気をとても伝えやすいと感じました。

写真はWordCamp EUでウィーンに行ったときのもの。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
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モバイルディスプレイ

出先でマニュアルやドキュメントを見ながら作業をするのに大変便利でした。

ただ、ちょっと発色の調整がうまくできず、どうしてもRetinaディスプレイと比べて雑な表現になってしまい(修正方法あるのかもしれないけど自分は分からず)、また後半はオフィスに42インチディスプレイ置いたり、オンサイトのお客さん環境にもセカンドディスプレイがたいがいあったりで使わなくなってしまいました。

トラベル編

衣類圧縮袋

毎年買ってるもので、今年も買ったので記載しておきます。

旅行に行くときにはできるかぎり荷物をコンパクトにしたいので、パンツやTシャツや上着などすべての衣類を圧縮して持っていっています。使った下着などを入れる用にさらに何枚か余計に持っていけば一週間近くの旅行でも頑張ればバックパックだけで行き帰りできちゃうくらいにコンパクト化できます。手荷物で持ち込めるサイズのスーツケースに入れる場合でも、片側半分しか使わないくらい圧縮できます。余ったスペースは思い出とお土産を詰めて帰りましょうということで。

マイクロタオル(フェイスサイズ)

小さく収納できるうえ、吸水性が抜群にいいので夏場に顔を洗ったり、濡らして首に巻いて涼を取ったりするのに便利でした。

生活編

ジェットウォッシャードルツ

慣れてくると歯垢が減ったり歯茎が引き締まるだけじゃなく、なんとなくジェットが気持ちよく感じるくらいになっちゃう不思議なやつ。鼻うがいと合わせて意外に習慣になったもの。

加湿器

この時期はこれがないとちょっと生活できないので自宅にすでに1台あったけどさらに2台追加したもの。

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AWS re:Invent 2016感想

セクションナイン吉田真吾@yoshidashingo)です。

メモ程度に感想を記載しておきます。

トレンド

  1. 新サービスによりミッシングピースが埋まることで、クラウドのサービスはカバー範囲から、機能のディテールや質の時代になりはじめている
  2. サーバーレスは ストリームプロセッシングエッジコンピューティング なども含めたさまざまなアーキテクチャのコンポーネントに変化し始めている

個人的な体験の感想

  • 楽しむならワークショップ系に限る。とくにLDAPを使ったSAML認証のハンズオンは面白かった。
  • コミュニティパネルで話しきれないたくさんのことがあったが、なにより「次世代のヒーローを見つけて育てる」という自分の原動力について話せてよかった。
  • スピーカー懇親会では他のスピーカーの熱量の多さを非常に感じた。好きなことはどんどん掘っていこう。
  • イビサさんの部屋で話していた「恋に落ちるマーケティング論」について深掘りしていこうと思った。
  • 最近Tシャツやステッカーは厳選してもらうようにしているのでスーツケースは手荷物で持ち込める程度のサイズで十分。
  • 全体的にとてもタイトなので、お酒はこういう機会でしか会えない人とに限るよう心がけたが結果的にかなり時間に余裕を持ててよかった。
  • PollyやLex(Amazon Echoも含めて)もっと遊びたい。
  • MXNetはさっぱり分からなかった。Deep Learningについて基礎から学ぶ必要あり。
  • LINQはもうイヤなので来年は早いうちにVenetianか裏のコンドミニアムを手配しよう。
  • Beta試験を受け忘れた。日本語化されたらすぐ受けよう。
  • Cirque Du Soleil行き忘れた。来年は行く前に計画しておこう。特にKAとMystere。

AWS Serverless Application Model (SAM) と CircleCI を使ったサーバーレスアプリケーションのデプロイフロー

セクションナイン吉田真吾@yoshidashingo)です。

Serverless Advent Calendar 2016の5日目です。

今日はCircleCIを使って簡単にSAMの自動デプロイフローを作ってみましょう。

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準備

準備の流れは以下のとおり

  1. GitHubリポジトリを作成してCircleCIのプロジェクトとひもづけておく
  2. ソースコード(index.js)を用意する
  3. IAM Userのクレデンシャルを用意する
  4. リリースステージ用のS3バケットを作成する
  5. app-spec.ymlを用意する
  6. circle.ymlを用意する
  7. CircleCIのプロジェクトにAWSのクレデンシャルと環境変数を設定する

1. GitHubリポジトリを作成してCircleCIのプロジェクトとひもづけておく

適当にGitHubリポジトリを作ってください。今回のサンプルは最終的に以下のような構成になります。

├── README.md
├── app-spec.yml
├── circle.yml
└── index.js

サンプルはここに置いておきます。

github.com

できたらCircleCI側でもこのリポジトリに紐づくプロジェクトを作っておきます。

※template.yaml = app-spec.yml

2. ソースコード(index.js)を用意する

今回作るのは以下のSAMのサンプルのAPI Backendを参考にします。

https://github.com/awslabs/serverless-application-model/tree/master/examples/2016-10-31/api_backendgithub.com

3. IAM Userのクレデンシャルを用意する

7でCircleCIのプロジェクト設定に追加するCloudFormation用のIAM Userのクレデンシャル(Access Key ID と Secret Access Key)を用意します。 権限は今回省略しますが適宜つけておいてください。

4. リリースステージ用のS3バケットを作成する

作成するAPIバックエンドと同一のリージョンにソースコードリリースステージ用のバケットを作成してください。

5. app-spec.ymlを用意する

SAMの定義ファイルを作成します。

6. circle.ymlを用意する

7. CircleCIのプロジェクトにAWSのクレデンシャルと環境変数を設定する

  • Project > AWS Permissions に Access Key ID と Secret Access Key を設定します。
  • Project > Environment Variables に以下の環境変数を設定します
    • REGION : スタックを作成するリージョン、ap-northeast-1 とか
    • S3_BUCKET_NAME : 4で作ったコードをステージするS3バケット名
    • STACK_NAME : CloudFormationのスタック名、適当につけて大丈夫です。

実行

GitHubにPushすれば

CircleCIが回って f:id:yoshidashingo:20161205022824p:plain

CloudFormationが動いて f:id:yoshidashingo:20161205022942p:plain

APIバックエンドができました。 f:id:yoshidashingo:20161205022756p:plain

最後に

SAMに限らずサーバーレスアプリケーションを構築するフレームワークの多くが手元から簡単に使えますが、PR駆動なチーム開発をしようとした場合にはこういったCIのサービスと連携する必要が出てきます。当初このフローも先日リリースされたばかりのCodeBuildを利用してみようと思いましたが、7で設定したような環境変数が設定できなさそうだったので、使い慣れたCircleCIをベースにやってみましたが、日々ツールは進化するので、定期的に見直すことで開発フローをよりよくしていきたいですね。