どうも、セクションナイン の 吉田真吾(@yoshidashingo)です。
ServerlessConfというイベントに来ています。
just arrived #serverless #serverlessconf
ServerlessConfとは
今年から始まったServerlessのカンファレンス。もともとLambdaの大ファンだったRyan Brown氏がServerless Codeというサイトを運営しており、本人がイベントをやるぞーと言い出したのをきっかけに、この分野で有名な A Cloud GuruやAWS、Microsoft、IBMなどがスピーカーに名乗りを上げ、スポンサーシップを申し出たイベントっぽいです。
Serverless Code -- Serverless Code
イベント概要
0日目:ワークショップ
API Gateway / Lambda / Elastic Transcoder / Auth0 / Firebase を使ったYoutubeっぽい動画共有サイトをサーバーレスで作るワークショップ
すべての教材は以下のリポジトリで公開されています(※が、明日には非公開にするそうです)
ちなみに私もチケットは持っていたのですが、当日までde:codeに参加していたため予定を繰り下げてこちらには不参加としました。帰ってから試してみようと思います。
さらっと眺めた感じ、この構成はサーバーレスアーキテクチャのお手本になるなと思いました。サーバーレスが流行り始めたきっかけはAWSのFunction as a ServiceであるLambdaのローンチによることが大きいと思いますが、今日現在、サーバーレスを構成する要素としては「"認証"のインタフェースおよびデータベース=Auth0」「"API"のインタフェースやスロットリング=API Gateway」「"Notification"の管理、データベース=Firebase」あたりまで含めて、実際に動作するアプリケーションを、プラットフォームを利用してどう構成するかというのが主軸だからです。(かといって、イベント処理を連携するインフラの"糊"としての実装や、システムの内部で利用する1つのMicroserviceの構成としてのAPI実装を否定するわけではないです。もっと、ビジネスを背負って稼ぐ役割におけるサーバーレスアーキテクチャが主眼になりつつあるという意味で)
1日目、2日目:セッション
結構ギリギリまで公開されなかったタイムテーブルですが、公開されてみて驚くのは、サーバーレスを支えるベンダー企業からは、AWSからはLambdaのGenaral Manager、MicrosoftからはAzure FunctionsのPM、IBMからはOpenWhisk/BlueMixのデベロッパーアドボケイト(エバみたいなロール)が参加。その他ユーザー企業としてはSpotifyやCapitalOne、iRobot(ルンバ)からもスピーカーが参加していることです。
ゲリラ的に始まろうとしたイベントでここまで仕上がるというのはホントに面白いですよね。
参加だけでなく主催もやりたいな
ということで、まあ色々参考になりそうなことは持って帰ろうと思いますけど、日本でも同様にサーバーレスなイベントを主催したいなと思っているところです。興味のある方はTwitterでもFacebookでも適当にご連絡くださいな。