iQOSを3ヶ月使ってみた感想とか

どうも、吉田真吾@yoshidashingo)です。

忘年会やパーティシーズン、みなさまいかがお過ごしでしょうか? iQOSが出てから4ヶ月くらい経ち、さらに12/20から限定色が発売され始めたので、あらためてメモがてら簡単に感想を記載しておきます。

限定色買い足した #iQOS

iQOSが起こしたイノベーション

タバコが「臭くて」「体に悪い」ものというのは皆さんご承知のとおりですが、iQOS自体はこの2点を克服するために研究開発されたもののようです(以下マイナビのリンク参照)。実際にガツンとくる感じはしっかりと残ったまま、臭いの残留を大幅に低減してます。健康リスクの低減については残念ながら体感では分かりませんが、原理的に考えると大幅に向上していることが見込まれます。

原理

  • 通常のタバコは火をつけた先端が800℃になり大量の「粒子の荒い」煙が発生するため、呼気が臭いとともに長い時間空中に滞留します。iQOSでは先端の電極に挿したタバコを350℃まで熱し、燻らせることで、「粒子の細かい」煙にすることで、呼気が空気中で一瞬で拡散して煙も臭いも残らないようにしてあります。実際に吸い殻を後から匂ってみても、燻製のような匂いしか残りません。
  • 本体にカートリッジ(タバコ)を挿して電源を長押しすると中の電極が葉っぱを燻しはじめ、点滅が消えたら吸えるようになります。「14回吸う(内部にカウンターがある)」か「6分間」か、いずれか先に到達した時点で電源が自然と落ちるようになってます。
  • 充電器はWifiルーターのような見た目で、フル充電で20回以上、本体の充電ができます。充電するインタフェースは一般的なMicro-USBなので、充電場所に困ることはほぼないです。

イノベーションのコスト

iQOSは、フィリップ・モリス社のスイスにある研究開発機関で2000億円かけて研究した成果を形にした「次世代のタバコ」です。

フィリップ モリス、加熱式たばこ「iQOS」を発売 | マイナビニュース

同社は、2008年から2014年にかけて「喫煙関連疾病を発症するリスクを低減する可能性のある製品」の開発と、紙巻たばこと比較した科学的実証のために約2,000億円を投資してきた。

2000億円がどの程度の額かという点ですが、参考までにAppleがiPhoneを発売した前年の研究開発費は614億円だったそうです。これにはMacなど他の製品に費やしたものも含まれますし、1年でiPhoneが開発できたものでもないでしょうが、概ね同額程度と仮定すると、iPhoneの2〜3倍の費用が投じられてるとも考えられますね。結構な金額です。

Appleの過去19年間に投じられた研究・開発費用をグラフ化するとわかる事実 - GIGAZINE

2006年には約6億ドル(約614億円)の開発費が投じられ、

3ヶ月使ってみて

  • ガツンとくるけど臭くならなくてとてもよい。
  • 普通のタバコがとても臭いと思うようになった。自分も喫煙者のくせに、普通のタバコはあまり近くにいられるとキツいなーという気持ち。
  • アメリカへも持って行けた。正式にどういう扱いなのかわからないですが、まあ「E-Cigarettes」でしょうね。

お掃除の話

  • 本体の中に燃えカスやススやらが溜まってしまうので、先端の電極がタバコを熱する能力が徐々に減っていく、週1〜隔週くらいで付属のブラシで掃除するといい。
  • そのとき、ブラシだけだと取れない部分があり、つまようじも併用すると綺麗にしやすい。

総評

  • オレ of the Year:今後もっと利用者が増えるといいな。
  • iQOSのラウンジのように「iQOS限定で喫煙可能な場所」が欲しい。

yoshidashingo.hatenablog.com