メールをAmazon WorkMailに移行した

どうも、セクションナイン吉田真吾@yoshidashingo)です。

下記のエントリーで「Works Mobile」を複数人で使ってみましたが、トライアル終了をもって使用を終了しました。

感想としては、

  • メール、カレンダー、メッセージングアプリ、連絡先、と現在お仕事プラットフォームに必要な昨日は一通り揃っており、おおむね満足。
  • 開始当初、カレンダーが不安定なことが多かった。
  • メッセージングはLINEクローンでスタンプがたくさん使える(ただし全員おっさんな我々チームでは誰も使わなかった→これ、本当にお仕事に使うときに必要か懐疑的)

yoshidashingo.hatenablog.com

ということで、同ドメインをAmazon WorkMailに移行しました。

Amazon WorkMailは、GMailやGoogle Appsのようにメールやカレンダー、連絡先などが利用できるWebアプリケーションサービスです。

設定方法はここらへんを読めばさくっとできます。

Amazon WorkMail の開始方法 - Amazon WorkMail

ディレクトリをどうすべきか

オンプレのディレクトリと同期する用事がなく、単に独自ドメインが利用したいだけであれば、クイックセットアップで作成される「AWS管理(awsapps.comのサブドメイン)のSimple AD」で十分だとおもいます。以下のように、独自ドメインを追加してデフォルトに切り替えればOK。

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DNSに設定するレコードも画面に表示される(MX x1, TXT x1, CNAME x4)ので、それをそのまま設定すればAWS側で有効性の確認がされ(Valid表記に変わる)、基本的につまづくところはなさそう。

クライアントアプリからの利用方法

Webクライアント(Webブラウザでアクセスする)以外に、MacやiPhoneのアプリからアクセスしたい場合は「(MS)Exchange」として扱うと、自動的にsmtpやimapのエンドポイントを探してくれるようで、接続先の手動入力をせずに済みます。

ただし、Exchangeなので、デフォルトのMailアプリかOutlookなどの対応しているクライアントで利用する必要があります。

Amazon WorkMail 用のモバイルデバイスクライアントの設定 - Amazon WorkMail

ということで、簡単に始められて、メールやカレンダーが使えるAmazon WorkMailでした。

個人的にMacではMailplane、iOSではInboxを利用しているので、時間ができたらGmailifyできるかも確認したいと思います。 →(追記)GmailifyはAndroidのGMailアプリに他のメールアドレスを登録して同様の体験を使えるようにするもののようで、上記を解決する手段ではありませんでした。

mailplaneapp.com

https://itunes.apple.com/jp/app/inbox-by-gmail-anatani-yi/id905060486?mt=8&at=10l8JW&ct=hatenablog