どうも、吉田真吾(@yoshidashingo)です。
あー、夏が終わっちゃうなー。ということで負けずに進捗やりましょう。
AWS公式
1. 【AWS発表】EC2 Spotインスタンスのリソース指向の入札機能
- スポットフリートを構成するインスタンスタイプごとの設定をキャパシティユニットとしてそれぞれ設定がきるようになった。
- WeightedCapacity:ここで指定するインスタンスがフリート全体でどのくらいを占めるか割合を指定。またこのユニットで起動されるインスタンスの入札価格を、スポットフリートで一意な入札価格に対する積算割合で指定が可能
- SpotPrice:上記の入札価格(積算割合)に優先して実行される個別指定の入札価格。相対的に有利な価格を指定することで、フリート内で起動される割合に優先されるようになる。逆に相対的に不利な価格を指定することであまり起動されなくもなる。
2. iOS9に向けたアプリの準備
- iOS 9 の新機能 App Transport Security (ATS) によりAWSのエンドポイントへの接続に影響が出るかもしれないので、info.plistに以下を追加する
<key>NSAppTransportSecurity</key> <dict> <key>NSExceptionDomains</key> <dict> <key>amazonaws.com</key> <dict> <key>NSThirdPartyExceptionMinimumTLSVersion</key> <string>TLSv1.0</string> <key>NSThirdPartyExceptionRequiresForwardSecrecy</key> <false/> <key>NSIncludesSubdomains</key> <true/> </dict> <key>amazonaws.com.cn</key> <dict> <key>NSThirdPartyExceptionMinimumTLSVersion</key> <string>TLSv1.0</string> <key>NSThirdPartyExceptionRequiresForwardSecrecy</key> <false/> <key>NSIncludesSubdomains</key> <true/> </dict> </dict> </dict>
3. AWS上でNISTへの準拠が必要ですか?AWSのコンプライアンスはNIST 800-171をカバーできます。
- AWSはNIST 800-171に準拠済みなので、ユーザーの環境もすぐに準拠することができる。
- すでにAWSが監査されたFedRAMP ModerateのほうがNIST 800-171よりも厳格であり、FedRAMP Moderateの要求を超えたかなりのセキュリティコントロールを含んでいる。
- (吉田注) NIST 800-171への準拠というのはつまりアメリカの政府調達基準を超えているということ。
4. AWS Black Belt Tech Webinar 「Amazon Kinesis」資料公開
- 当日の資料とQ&Aが掲載されている。
5. JenkinsとGruntを利用したAWS Lambda functionの継続的インテグレーションとデプロイ - Part 1
- Node.jsのコードをローカルで開発・テストしてからデプロイするという流れ(今回はNode.js + AWS CLI環境のセットアップとGruntの実行まで)が説明されている。
6. AWS上でRを実行する
- RとRStudio Serverで分析を行い、Shiny Serverで可視化する。
7. RからAmazon Redshiftに接続する
- 上記の環境から、RJDBCを使ってRedshiftに接続して分析クエリに実行、あるいはdplyr (でぃーぷらいあー)パッケージを使ってRedshift上のデータを分析する。
8. 【AWS発表】Amazon RedshiftにUDF(ユーザ定義関数)が追加されました
- Redshiftにあらかじめ CREATE FUNCTION しておき、クエリなどから利用が可能になる。
- これから2週間かけて展開されていく。
9. IoT Primer: Reliable Commands
- Small Things, 断続的なレイヤー, スピードのレイヤー, 伝達のレイヤーという4つのプラグマアーキテクチャの紹介
- Small Thingsについてはこちらも参照
www.slideshare.net
10. Microservices without the Servers | AWS Compute Blog
- サーバーレスなアーキテクチャ紹介
- 画像変換サービスをLambda + ImageMagickで行い、PCからアップしたイメージとS3でWebページをホストする。
- トリガーはモバイルアプリから
- その他、Lambda FunctionをS3からデプロイすることでマルチリージョンに対応したデプロイフローに、API EndpointはAPI Gatewayで。
AWS関連
来月頭にはもう AWS re:Invent ですね、早いもんだ。ということでそろそろ re:Invent 関連の情報が出始めてます。
11. AWS re:Invent のセッション以外にも、事前準備やラスベガスの情報が多い「AWS re:Invent Report by cloudpack」
- 「海外出張時の便利グッズ・持ち物」についてや「ラスベガス情報」がすでに掲載されている。
12. AWS re:Invent 2015 開催セッション一覧(日本語タイトルVer.)
- 毎年直前まで増え続けるセッション情報ですが、あらかじめあたりをつけてスケジュールを組んでおかないとあっという間に終わってしまいます。こういうセッション一覧を参考に、仮でも自分用のタイムテーブルを作っておくとよいでしょう。
- 僕もいくつか目的があるんで、そういったところの情報を上げていきたいと思います。
13. JAWS-UG 千葉支部 Vol.5 ~秋のAWS Lambda & API Gateway 祭り!!~ の参加メモ
- 先週火曜、API GatewayとLambda縛りで開催されたJAWS-UGの参加リポート
14. Herokuを任意のAmazon VPCに展開できる「Heroku Private Spaces」パブリックベータ公開。ついに東京リージョンのAmazon VPCでもHerokuが利用可能に
- Heroku内部でマルチテナント展開されていた環境を、顧客ごとに分離された環境に展開(ロケーションも東京などの多リージョン展開可能)することができるようになった。
- エンタープライズ契約が必要とのこと。
www.publickey1.jp Introducing Heroku Private Spaces: Private PaaS, delivered as-a-Service | Heroku
15. fluent-plugin-zabbix-agent
- これをインストールして、confに以下のように書くと、Zabbix Agentで取得してる値を、fluentdに乗せて送信できる先どこにでも連携可能になる(Datadogとか色々)
その他
16. 異才エンジニア、御社は見抜けますか?
- ドワンゴのGitHubを専攻基準にした方法やハッカソンなど、人材との接点・採用の手法にさまざまなものが増えてきている。背景にはやはり従来通りの手法ではいい人材かどうか見抜けないという問題意識がある。
- この記事の中では、大学のオンライン教育など、グローバルにどんな人も参加可能なプログラムで、世界中から才能の芽を見つけようという動きも盛んであることが書かれている。欧米、特にアメリカの競争力の源泉のひとつになりうる制度ではないでしょうか。
17. 今回の水害ではヘリの救助がえらくスムースだけど、ヘリの中に3.11の不手際の反省から開発されたスペシャルな災害用ナビが導入されてんだぜ。
- 増田の記事で「D-NET」という3.11を教訓にした災害ナビゲーションシステムが紹介されている。
- なんとこのシステム、JAXAが開発したらしい。
- 今回の洪水水害で迅速にたくさんの人を救助ヘリが救助でき、その効果が証明されたとのこと。
18. エネルギーハーベスティング技術「EnOcean」を活用できるIoTサービスの紹介 | Check!Site
- エネルギーハーベスティング技術とは、周辺環境からエネルギーを得て電力に変換することで、送電網や発電、電池などがなくても電力を使ったデバイスを稼働させられる技術
- 株式会社ファンブライトという会社が、「EnOcean」というエネルギーハーベスティング技術を用いたサービスを開始した。
- 今後、実業に利用していくにあたり、電力を通せない場所への設置といった場合に効果的なこういったサービスが増えそう。
19. https://www.hashicorp.com/blog/huawei-case-study.html
- Huaweiでは、SparkのクラスタをHashicorp製品で自動化しているという事例が公開された。
- Packerでマシンイメージを作る、Terraformでデプロイの自動化、Consulで実行時のオーケストレーション、Atlasで集中管理を実現
20. 技術書、それも売れるやつを書きたい人へ、編集者からのアドバイス
- お金をもらって人に読ませる技術文書を書く上で必要な工夫が5つにまとめられている。要約が難しいので内容はリンク先を読み込んでもらうことを推奨する。
- わかりやすく伝えるための工夫
- うそをつかないための工夫
- 読み終えてもらうための工夫
- 読み返してもらうときのための工夫
- 読み始めてもらうための工夫
21. 「ドメイン駆動設計」の複雑さに立ち向かう
- 「オブジェクト指向」「エクストリームプログラミング」の原則を、実際に開発現場に適用してうまくいかなかった経験者に対し、現場レベルでどう実践すべきなのかを指南している。
www.slideshare.net
22. 世界の66のFinTech (フィンテック) サービスから見えた FinTech がもたらす未来
- 注目を集めている世界のFinTechのサービス66個の紹介
- 日本にはまだ流れが来ていない分野も多いが、今後いずれかの分野にチャレンジする際など、流れを見るためのヒントになる。
23. Protected branches and required status checks
- PRマージ以外でmasterに直接コミットするなとあれほど(ry 防止機能
24. 「初めてのSpark」刊行記念Spark Meetup 2015 まとめレポート
- 書籍「初めてのSpark」刊行記念でMeetupが開催された様子。
- Spark 1.5がリリースされましたね。