吉田真吾(@yoshidashingo)です。
先週土曜日、LL Ring Recursiveというイベントでパネルディスカッションに参加してきました。
事前準備
小山さんの狙い
企画者の小山さんからは事前に、こんな思いでパネルを行いたいというお話をいただいてました。
意見を練っておいた
あらかじめお題をいただいていたので、頭の整理のためにエントリーにおこしておきました。特に私以外のパネル参加者の注目度がたまたま高い時期だったので、埋もれないようにちゃんといろいろ意見を練っておこうというつもりでした。
イベント準備目的のエントリーでしたが、リング外でもさまざまな意見をいただきました。皆さんの考えるきっかけを作れてよかったかなと思います。
当日
エンジニアType編集長 伊藤さんから
ここ数年の転職事情など、エンジニア市場全体を見通した情報を出していただきました。ディスカッションにおいても「Web業界はまだ一周してないので、キャリアパスの最後までの実績がないのではないか」とか「おしゃれで格好良いエンジニア像みたいなもので憧れてもらえるようにしたほうがいいという意見もある」とか、「プログラミング教室やってもプロになれるのは一握り、でもパイを増やすためには有効な取り組み」とか、かなり俯瞰したご意見が聞けました。
http://engineer.typemag.jpengineer.typemag.jp
ドワンゴ 清水さん
@meso さんからは、dwangoがエンジニアを採用するために頑張っていること、大量退職事件について以前にまとめたようにいろいろな課題があり、それをどう解決していったかという話、また今後社会貢献でどういった取り組みを行おうとしているのか、といった長年採用する側に携わり苦労してきた話などが伺えました。
クラウドワークス 吉田さん
クラウドワークスの社長の吉田さんからは、クラウドワークスの事業である「クラウドソーシング」について、そして何より自身もWeb企業である「クラウドワークスの採用の話」などが面白かったです。大場さんがCTOになったことで数珠つなぎに採用が広がった話とか、自身のプログラミング経験から、グランドデザインを行ってエンジニアに頼むことがスムーズにできているというメリットなど、なかなか他では聞けない話だったんじゃないでしょうか。
新CTOとして大場光一郎さんが参画しました! – クラウドワークス社長 吉田 浩一郎のブログ | クラウドソーシングの「クラウドワークス」を運営しています。
総括的なもの
- エンジニアの総人口を増やす取り組みとしてプログラミング教育などが進んでいくことになるだろう。
- 各社レベルでは、エンジニアに魅力的な会社作り、そしてそうやって巷のエンジニアに魅力が伝えられるか、経営レベルで理解する。また、それを推進するにあたっては、エンジニアが採用にも協力していく姿勢が大事。
といったあたりでしょうか。
他にもここに書ききれないほどトピックが多かったので、そこらへんは下記のtogetterで拾ってみてください。
会場の反応
会場の皆さんもめちゃめちゃ楽しんでいただいたようで良かったです。1パネラーとしても本当に楽しかったです。
「エンジニア不足はいつまで続くのか」企画者兼司会です。こんなに楽なパネルの司会は初めてでしたw 登壇者の座組が決まった段階で、面白いセッションになるのは見えてましたね。 #llrr
— KOYAMA Tetsuji (@koyhoge) 2015年9月5日
リング上でもスゴく楽しくてあっという間でしたが、ご観覧いただいた方々にも面白かったというツイートが多くてとても安心しましたw #llrr
— Shingo(吉田真吾) (@yoshidashingo) 2015年9月5日
とても楽しくパネルディスカッションができました。ありがとうございました。 #llrr
— Toshihiro Shimizu (@meso) 2015年9月5日
パネル楽しかったし、メディアの人間としても勉強になりましたm(_ _)m #llrr https://t.co/e2u8VFfrsg
— 伊藤健吾 (@itoken0226) 2015年9月5日
ありがとうございました。