ファッションニートの吉田真吾(@yoshidashingo)です。
先週、退職エントリーを上げてそのままぶっ倒れておりました。さっき血液検査の結果を聞きに行ったら「おたふく風邪」だったそうです。我々の頃はおたふく風邪の予防接種は任意でしたが、私もまだまだ子宝を授かりたい年齢ですので、ちょっとドキっとしちゃいました。実際罹患した3割くらいの方でそっちのほうへの感染も起こりうるらしいですよ。もし、まだ罹患してない方がいれば、予防接種しておくことを強くお勧めしたいです。
私のほうは幸いそっちへの感染はなかったです。ただ、お医者さんにはもう活動して問題ないとは言われましたが下膨れがひどいですね。ちょっとしたジャバザハットです(これでもだいぶマシになったけど)
それではだいぶ遅れましたが先週のAWS関連ブログに行ってみましょう。
AWS公式
1. Elastic Beanstalk アップデート - アプリケーションの拡張ヘルスモニタリング
- 拡張ヘルスモニタリングを用いることで、アプリケーションのヘルス状態の変化を素早く検知し、かつその症状のトリガーも検知されることで、原因解析の一助になる。
- モニタリング間隔が1分毎ではなく10秒程度毎に短くなった。
- ローリングデプロイの成功判定にヘルスチェックがOKとなる必要があるようになったので、不具合のあるバージョンをデプロイをしてしまっても素早く(1つめのインスタンスで)気づけるようになった
- ヘルスステータスが色別3種類(緑、黄色、赤)→状態別7種類(Ok, Warning, Degraded, Severe, Info, Pending, Unknown)に増えた。
- インスタンスのCloudWatchメトリックが40以上増えた。
2. 【AWS発表】 AWS無料利用枠の監視機能
- Billing & Cost Management (請求情報とコスト管理)ダッシュボードにおいて、無料利用枠のTop5サービス(View Allで全ての無料利用枠)の利用量を確認することができるようになった。
- 無駄使いの防止や、まだ使ってない無料利用枠の活用に利用できる。
3. 【AWS発表】EC2 Container Serviceの新しいメトリクス: ClusterとService
- ECSで、Task定義つまり「クラスタ」単位(1つ以上のEC2で構成される)のメトリクスとしてCPU利用率やメモリ利用率が利用可能になった。
- サービススケジューラによってクラスタの中でスケールの管理がされる「サービス」単位のメトリクスも利用可能になった。
4. あたらしいAmazon EC2のImport Cmdletsをつかってみる
- EC2の新しいAPI、ImportImageとImportSnapshotをAWS Tools for Windows PowerShell(2.3.43.0以降)からImport-EC2ImageとImport-EC2Snapshotというコマンドレットで利用可能になった。
- 手順は「ディスクイメージのS3へのアップロード」と「S3からディスクイメージをAMIとしてインポートする(あるいはスナップショットとしてインポートする)」
- 本エントリーではそれぞれの手順と必要なIAMの解説をしている。
5. SAML2.0を用いたAPI/CLIへのフェデレーテッドアクセスに関する汎用的なソリューションの実装
- 以前のエントリー「AWS Solutions Architect ブログ: SAML2.0とAD FSを用いてフェデレーテッドAPIとCLIアクセスを実装する方法」はActive Directory Federation Services (AD FS)とPython SDKを用いたフェデレーテッドAPIやCLIアクセスを実装する方法について解説をした。その続きでSAML 2.0をサポートした他のIDプロバイダーを使う方法の解説。
AWS関連
6. AWS RDS デフォルトDBパラメータグループ運用止めませんか?
- RDSのインスタンス構築時にデフォルトDBパラメータグループをつけると、後からパラメータ設定変更ができない。
- 新しくDBパラメータグループを作って付け替えるときには再起動が必要。
- ということで何も考えずにデフォルトをつけてしまうのは自重しましょうという話。
7. クラウド型WAFのImperva Incapsulaのキャッシュについて
- Imperva IncapsulaというWAFにはキャッシュ機能があって、キャッシュなし/静的コンテンツのみ/静的+独自アルゴリズムで動的リソースも/全コンテンツ、などの設定でキャッシュをさせることが可能。さらに個別(拡張子で)に設定も可能。
8. Amazon Linux で Fluent Bit を動かしてみた
- 組み込みLinux向けのデータコレクタ fluent-bit の使い方
9. Batch Processing with Amazon EC2 Container Service
www.slideshare.net
10. API Gatewayで広がるAWSのエッジコンピューティングの可能性
- API Gatewayのドメインを見ると分かるが中身はCloudFrontなので、Lambdaと組み合わせるとエッジコンピューティングとして最適なのではないかというポエム。
11. CentOS6.7 AMI公開
- CentOS 6.7をVM ImportしてAMI化したものが公開されている。
- カーネルのチューニングや、cloud-init系の処理は乗ってないので、普段利用するなら一度自分で作り込むとよさそう。
12. 今熱い fluct
- fluct は API Gateway + Lambda でWebアプリが動かせるフレームワーク
- fluctの使い方↓
http://r7kamura.hatenablog.com/entry/2015/08/08/233055r7kamura.hatenablog.com
その他
13. Change Your Name
- アメリカのスタートアップでXというサービスをやってる人がX.comドメインを持っていなければ、見込みユーザーに興味を持たれても検索にひっかからないので、サービス名自体を変更したほうがよいという話。
14. Periodic Table of DevOps Tools
- DevOpsツールでできた周期表(ネタ)
15. Docker Toolbox
- Boot2Dockerの代替となるDocker謹製ツール「Docker Toolbox」が公開された。
16. クラウドセキュリティ基礎
- クラウドのセキュリティに関してウォークスルーするための読み物としてよい。
www.slideshare.net