RoadworkerでRoute 53のゾーンを管理する

cloudpackエバンジェリストの吉田真吾@yoshidashingo)です。

次に http://codenize.tools から紹介するのは Roadworker です。

今回は特定のアカウントのゾーン情報をエクスポートして、別のアカウントに同じゾーンを作成してみます。 インターネット向けDNSの移行にも使えますが、今回の例では内部向けの正引き/逆引きゾーンの設定を開発環境→本番環境などへ再現する際に使いやすいのではと思います。

1. インストール

$ gem install roadworker

2. ゾーン情報のエクスポート

2-1. クレデンシャルの設定

  • 以下のようにベタにexportするか~/.aws/credentialにクレデンシャル情報を設定するか、roadwork実行時に -k と -s オプションを設定して実行してください。
$ export AWS_ACCESS_KEY_ID=<aws_access_key>
$ export AWS_SECRET_ACCESS_KEY=<aws_secret_access_key>

2-2. ゾーンのエクスポート

  • 出力先のファイル名指定は自由にできます(例ではroutefile-origin.r53)
$ roadwork -e -o routefile-origin.r53

3. ゾーン情報の編集

  • Associate先のVPCなどを編集しましょう
  • インプット用のファイル名も自由です(例ではroutefile-new.r53)
$ cp -p routefile-origin.r53 routefile-new.r53
$ vi routefile-new.r53

4. ゾーン情報のインポート

4-1. クレデンシャルの設定

  • 以下のようにベタにexportするか~/.aws/credentialにクレデンシャル情報を設定するか、roadwork実行時に -k と -s オプションを設定して実行してください。
$ export AWS_ACCESS_KEY_ID=<aws_access_key>
$ export AWS_SECRET_ACCESS_KEY=<aws_secret_access_key>

4-2. dry-runでチェック

$ roadwork --dry-run -a -f routefile-new.r53

4-4. 設定の適用

$ roadwork -a -f routefile-new.r53