ジョブの運行管理ツールの未来
現状、一晩で数万ジョブとか稼働するシステムには、ジョブの運行管理ツールは欠かせないです。
で、クラウドもだいぶ浸透したことだし、クラウドを活かしたElasticな実行基盤制御ができる統合運用ツールが出てきてもいいよなと思ってますがなかなかないみたい。
クリティカルパスのシミュレーションをしながら、必要なジョブに必要なだけリソースをすぐさま調達して割当てるとかできたらみんなきっと幸せじゃないですか。
バッチレスなシステムデザイン
一方、運用自動化の話題の中で「将来はバッチレスなデザインが一般的になるようにしたいね」って話も時々します。
バッチレスなデザインとなると、締め処理が必要な業務で「データの断面」がないのが面倒だよなと思ってるんですけど、フラッシュバッククエリー的なものが基幹系で一般的になれば問題ないかなと。
源流の処理も、今まで中間ファイルとしてこねくり回されたデータを使ってた後続の情報系の処理も、同一のDBをいつでも参照して特定次点のデータの断面が取得できればバッチ要らずですよね。
興味のあること
で、上記どちらが現実的かなと考えたら、今のところ後者のほうが似た話題として上がることが多いですよね。特にビッグデータ方面で。
で、当然自分はそれがクラウドで実現できて欲しいです。
ということで、
- クラウドでElasticな実行基盤制御ができる統合運用ツール
に興味はありつつも、
- いつでもクエリ結果が再現できる超高性能な、OLTPにも、バッチ指向なクエリーの結果も再現できるクラウドな基幹系データベース
にも興味がある。そんな感じです。
だからといって研究者でもないんで、その道が遠いのか近いのかもイマイチ分からないなーという今日この頃。